独特な色
画像はラン会で撮影したセロジネ・ジレキス(Coelogyne xyrekes)の花です。
先ず形が素晴らしい!
そしてくすんだサーモンピンク(コーラルピンクと言う人もいます)の花は通好み。ベストな状態を撮影できました。
非常に素晴らしい花ですが知名度は低いらしく、ネットで検索しても日本語の情報はわずかでした。
葉はいかにもセロジネっぽい葉ですね。
まだつぼみもついています。ついでにコケも元気なので多湿環境で栽培中なのでしょう。
バルブも充実しています。
ランは花も良いですが葉やバルブなど全てが興味深いですね。充実したバルブはそれだけで観賞価値があります!
なお海外の情報によるとこのセロジネも大株に仕立てると多くの花がかなり長く咲き続けるそうです。
セロジネ・ジレキスについて
このランの原産地はタイ、インドネシア、マレーシアの比較的標高が高い地域(700から1900メートル)だそうです。多湿は好みますが高温には注意が必要になります。
花が下向きに垂れ下がるように咲くのは雨で花粉が流されないように進化した結果だそうです。自生地ではかなり強い雨が降るようです。
出品者のI先生は何とキャメロン・ハイランドで自生しているセロジネ・ジレキスをご覧になったことがあるそうです。
何とも羨ましい!